夢の彼方 beyond the dream

夢の彼方に 迷い込み 
私は 私で なくなる
どこともなく いつともなく とらえられる ことない
自由という言葉からも自由に

想像の鳥たちが 群れをなして 羽ばたき
失われた時の空に漂い
深海魚を覆う闇に溶け込んで
光を求めてさまよう

鏡のなかの さかさま世界
いつ明けることない夜の果て
忘却から滲んだ 孤独に包まれ
胎児のように眠れば

夢のまた 夢の彼方
幻のなかの 幻のむこうで
永遠に目覚めることもなく
太古の記憶に導かれ

夢の彼方に 散っていた 魂のかけら